| 着付けを勉強しはじめて、「着付師」として仕事をされてる方もいらっしゃると思います。 着付け教室の専任講師をしたり、ご自身で着付け教室を開校されたり、着付けサロンや結婚式場でお客様の着付けをさせていただいたり。 そんなお仕事をされてるなら、国家資格である「着付け職種技能検定」(1級・2級)に挑戦してみてはいかがですか? 私も、着付けを習い始めめた当初は、着付けの世界に国家資格があるなんて全く知りませんでした。 しかし、自分で着付け教室やサロンをオープンさせ着付けを本格的に仕事にするようになったので、「着付け職種技能検定」1級を受けること決意しました。 そんな私の、「着付け職種技能検定」1級合格に向けての思いや対策、失敗したこと注意点などブログ書いていきますね😊 |

(そもそも)着付け技能検定とは
技能検定は、労働者の有する技能を一定の基準によって検定し、これを公証する国家検定制度で、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的に、職業能力開発促進法に基づいて実施されるものです。
平成21年10月15日付けの政令改正により「着付け」が新たに技能検定試験の対象職種となり、平成22年2月1日付けで、一般社団法人全日本着付け技能センターが「着付け」技能検定に関する指定試験機関として、厚生労働大臣から指定を受けました。
この試験は、着付けに関する知識と技能を問うもので、学科試験と実技試験が行われ、合格者には等級に応じて「○級着付け技能士」の称号が付与されます。(※HPより参照)
目的
他装(他人に着物を着付ける業務)に係る技能の向上及び他装業務に従事する者の経済的社会的地位の向上を図るとともに、消費者が選択する際の指標を示し、消費者利益の擁護に資することで、着付け技能の振興、発展に寄与することを目的とする。(※HPより参照)
1級と2級の試験資格
学科試験資格

実技試験資格
- 同級又は上位級の学科試験の合格者
(学科試験に合格した日の翌日から起算して、2年を経過する日の属する年度の末日までに行われる実技試験を受検する場合に限る。) - ただし、平成30年度又は令和元年度に学科試験に合格した者については、当該学科試験に合格した日の翌日から起算して3年を経過する日の属する年度の末日までに行われる実技試験を受検する場合に限るものとする。
- 同級又は上位級の学科試験の免除者
受験料
2022年現在

手続の流れ

私の場合(参考までに)
私が着付け職種技能検定(国家試験)に挑戦しようと決心したときは、まだ美容師免許は思っていませんでしたが、着付け実務経験は5年以上過ぎていたのでいきなり1級を受験することにしました。
自分がどの枠に当てはまるかによって1級にするか2級にするかを検討する必要がありますので、ご注意ください。
2019年一度目の受験で学科は一回で合格しましたが、実技は一度不合格でした。
本来なら、翌年に学科試験が免除になり実技試験だけ受験することができます。
しかし、私が受験した翌年と翌々年は「コロナ感染症」が流行したため試験が中止となりました。
そのため、2022年まで学科試験免除の猶予をいただくことができました。
(※それらの影響により2022年の新規受験申請は中止になりました)
まとめ
- 着付けの国家資格「着付け職種技能検定」(1級・2級)がある
- 国家試験は学科と実技に分かれている
- 1級と2級、学科試験と実技試験、それぞれで受験資格が異なる

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