着付け

着付け職種技能検定1級への道『検定に必要な道具②』

着付け職種技能検定1級受験に必要な道具については、全ブログにてお伝えしました。

今日は、『ひとつひとつの道具について細かく注意しておいた方がいい点』についてお伝えします。

知らないと知ってるでは、合否に大きく関わってきますので、こちらも参考にしていただけたら嬉しいです♪

学科試験:受験者持参品(前回の復習)

受験者持参品

・礼装用であること
・下記のもの以外は持参しないこと
・持参品で受験に適合しないものがあった場合(用意なしを含む)は、原則として失格となります。

準備品

  • 着物
  • 伊達衿(又は比翼衿)
  • 長襦袢
  • 半衿
  • 衿芯
  • 帯締め
  • 帯揚げ
  • 肌着
  • 腰紐
  • 羽用ゴム紐
  • 伊達締め又は伊達巻
  • 帯板
  • 帯枕
  • 補正用タオル、ガーゼ、コットン
  • クリップ
  • ソーイングセット
  • 衣裳敷
  • 衣装箱(風呂敷の可)
  • 草履
  • 足袋
  • 浴衣又はガウン

準備品の注意点

着物 1点

中振袖(袷)
絵羽模様であること。全ての裾の縫い目の模様(上前衽・前身ごろ・両脇・背・下前見ごろ・下前衽)がつながっているもの。
袖丈は、モデルの身長に合わせたもの(目安として95cm〜115cm位)。
絵羽模様と称するものであっても、持参品の模様が上記の要件を満たさないもの、無地、小紋柄、織りは失格。

実際使用した中振袖(絵羽模様)

条件が満たしていない場合は、全て失格となり、その場で退場となります。

下前衽部分の一部がつながっていないだけで失格となり退場させられている受験者を目の前で見たことがありますので、十分に注意意していただきたいと思います😊

伊達衿(または比翼衿)1点

無地、地紋入りは可。
スパンコールや刺繍などの装飾加工をしたもの、二色使い(金糸織入り等も含む)ものは不可。
伊達襟どめは使用不可。

実は私、2度目受験のギリギリまで赤と金の2色使いの赤の部分を出るように伊達衿を使用していました。

たまたま、1級技術問題の注意事項を読んでいて二色使いの伊達衿は不可!と知り、慌てて伊達衿を選び直し付け替えました。

なので、今一度ご自分の伊達衿を確認してみてくださいね!!

長襦袢 1点

衿は、広衿、ばち衿又は某衿。
ツーピースは失格。
衣紋抜き、紐通し付き、紐付きは不可。

着付け教室などで、きれいに衣紋を抜くために使用しているものは全て使用不可となります。それらを使用せずにきれいに衣紋をぬいて着せれる練習が必要となります。

半衿 1点

白無地塩瀬
色半衿、刺繍入りは失格。

実際に成人式などで着てた時につけた半衿のままになっていませんか?

色ものや刺繍が入っていた方が可愛いのですが、着付け職種技能検定1級受験では失格となりますので、注意してください。

衿芯 1点(持参は自由)

素材は自由。

まとめ

わかっているようでわかっていないこと、わかってるつもりになっていないかを何度も確認することをオススメします!

続きは、また次回お伝えしていきます😊

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